
教育理念
本校は、設立母体である医療法人社団慈誠会の「慈誠(慈しみ、まごころ)」の精神を基本としています。「命を尊び、人間としての喜び、悲しみ、苦しみを感じとり、心の底から人を思いやる」という考えを基に、人間形成の追求と地域社会に貢献し、国際社会に対応できる専門職業人としての先進的な、知識、技術、態度と看護実践に関する統合的な能力を養うことを目指します。
教育目的
豊かな人間性を養い、看護に必要な知識、技術、態度を修得し、社会に貢献できる専門職業人を育成します。
教育目標
以下の5点を目標に教育をいたします。
- 命を尊び人間の尊厳を守り、倫理観に基づいた豊かな人間性を養う。
- 看護の対象である人間を総合的に捉え、生活者として理解できる能力を養う。
- 健康課題を解決するために、科学的根拠に基づいた看護実践ができる基礎的能力を養う。
- 看護の役割と社会的責任を自覚し、保健医療福祉チームの一員として、他職種と協働できる基礎的能力を養う。
- 専門職業人として常に向上し続けるために広い視野を持ち、主体的に学習、研究する態度を養う。
学校紹介
「倫理観にもとづいたケアができる看護師」の育成に力を注いでいます。
看護をとりまく社会環境はめざましく変化し、看護の対象者を生活者の視点から多面的に捉え、あらゆる場面で質の高い看護提供が求められている。
そのため、本校では、どのような場においても倫理にもとづいて行動がとれるよう「倫理学」・「医療倫理」・「看護倫理」を重点に展開しています。
●充実した教育環境で、基礎と実践をしっかり学べます
本学の教育の基本は、卒後すぐに活躍できる看護師を育てること。そのために居室や風呂など実際の家庭環境を再現した「在宅看護実習室」や、フィジカルアセスメントモデル、注射や点滴の技術を学ぶ「血管モデル」など、知識と技術を実践的に身につけられる設備・機材を導入しています。また医療のIT化に対応する「PCルーム」なども整備。約4,000冊の蔵書を備えた「図書室」があり、読書だけでなく、グループワークやカンファレンスにも利用。パソコンが設置され、インターネットによる情報収集で看護の最新知識を深めることができます。
また、学校生活を有意義に過ごしていただくために、スクールカウンセラーを配置し、学校生活をサポートしています。
●各種対策講座
上板橋看護専門学校は、看護学校として必要な科目を学ぶだけでなく、国家試験対策の取り組みを1年次からスタート。Eラーニングや試験対策講座、模擬試験などプラスアルファの取り組みで着実に力を身につけることができます。
●看護学校として充実のサポート体制
看護学校で学習するうえで、学力ももちろん必要ですが、より良い知識・学習を支えるのは「心と体」です。
本校では、授業だけでなく、さまざまなシーンにおけるサポート体制を充実させています。
様々な奨学金制度もありますので、安心して働きながら勉強や実習に取り組むことができます。
3年生になると、成績が伸び悩んでいる学生には担当教員がつき一人ひとりの学力などを考慮しながらきめ細やかな指導をします。
上板橋看護専門学校の教員は、勉強だけでなくメンタル面を含めて幅広く指導しています。
学生自身が常に目標を意識できるよう、日常生活も含めてアドバイスするほか、模擬試験の結果を分析して弱点を強化できるような学習をすすめることで、精神力と学力の向上を目指します。